私たちは、ブライダルのマーケティング&ブランディング経験15年以上のプロ集団(全員女性)チームです。
「インスタで見た素敵な写真に惹かれたけど、公式サイトはなんだか思ってた雰囲気がちがう...」
「ゼクシィとウエディングパークで全然違う印象で、どっちが本当なんだろう...」
「公式サイトで素敵だなと思ったのに、インスタを見たらなんだかリアルすぎてちょっと...」
「もったいない!実物の方がずっといい会場なのに、写真だけでは伝わっていない…」と、たくさんの会場様に出会う中で感じる瞬間が数えきれないほどありました。
実物の方がずっと素敵な会場
写真では狭く見えるけど実際はもっと広い
独自の魅力や強みが視覚上でプレゼンできていない、などなど
私は20代の頃、ウェディングプランナーになる直前、フランス・パリ16区のお花屋さんでフローリストとして約2年間働いていました。そこで感じたのは、渡仏する以前に日本のお花屋さんでもお仕事をしていたのですがフランスのお花屋さんは、非常にプレゼンテーションスキルやセンスに対してものすごく厳しいのです。とにかく『美しく見えるかどうか』が基準。お花屋さんのエントランスを飾るディスプレイを担当していたのですが、毎週同じアイテムや同じ雑貨を使いながら見せ方を変えなければなりません。素敵でなければ、何度でもやり直しです。ブーケやアレンジメントを作るときもお客様が気に入らなければ作り直すのです。そうした中で、いかに同じものであってもどう提供するかで相手の受け取るイメージや印象・感想が良くも悪くもガラリと変わってしまうことを学びました。そしてそれは、ウェディングプランナーになってからのお客様への挙式当日のコーディネート提案につながり、何百回と制作してきたゼクシィ本誌の紙面、何十回と経験した会場のビジュアル撮影、会場さまの集客支援をさせていただく場面でも時代の変化にあわせながらもとても大いに役立ち、自身の大切なエッセンスのひとつとなりました。私のブランディングルーツは、このお花屋さん時代にまでさかのぼります。 大前友美